私が敬愛するシンガーソングライター柴田淳の作品を私のピアノと歌などで紹介するコーナーです。
一曲目:「私の物語」(作詞・柴田淳、作曲・柴田淳)(公開停止中)
アルバム「月夜の雨」収録曲。公表時編曲は羽毛田丈史。カーペンターズを彷彿とさせるシンプルな、しかし美しいバラード。二曲目:「花吹雪」(作詞・柴田淳、作曲・柴田淳)(公開停止中)
アルバム「月夜の雨」収録曲。ビクター移籍後第一弾シングル曲でもあった。公表時編曲は重実徹。花吹雪が舞う春の季節の別れを切り取った歌。進学・就職・自分や家族の転勤など、事情は違っても、誰しも一度はこんな別れを体験するのでは、体験してきたのでは、と思う。新しい一歩を踏み出す明るさと、切なさと、両方が曲調にもよく現れていると思う。フルコーラスだと、かなり長い曲。三曲目:「忘れもの」(作詞・柴田淳、作曲・柴田淳)(公開停止中)
シングル「隣の部屋」のカップリング。公表時編曲は坂本昌之。オリジナルアルバムには未収録であったが、現在では裏ベストアルバム「しば裏」に収録されている。この曲を初めて聴いたときの衝撃は忘れられない。個人的に辛いことが多くて居場所がないように感じていた時期ということもあったが、ノスタルジックなサウンド、メロディー、純情な歌詞と暖かい歌声に涙が出た。全国ネット化されていたラジオ番組「太陽石油presents柴田淳の月と太陽」の全国ネット化直前の放送(私はFM大分のテレホン・サービスで聞いた)で、柴田淳も、リスナーからの「忘れられない人はいますか」との質問に答えて「いますよ〜。誰にでもいると思いますよ。」と答えているけれど、そんな柴田淳ちゃんに、私の歌声で、この歌を贈りました。四曲目:「空の色」(作詞・柴田淳、作曲・柴田淳)(公開停止中)
シングル「月光浴」のカップリング。公表時編曲は坂本昌之。オリジナルアルバムには未収録であったが、現在では裏ベストアルバム「しば裏」に収録されているほか、ライヴDVD「SECRET」ではライヴ・ヴァージョンが聴ける(ライヴのオープニング・ナンバー)。この曲は柴田淳にしてはロックなナンバーであり、CDヴァージョンではピアノも入っているものの、シンセ+プログラミングが印象的なサウンドだった。大切な絆を歌ったナンバーであるが、誰に対して歌っているのかは、諸説あるも判然としない。追記:その後、柴田淳は上記のような対象者についての説について、どれも正解としている。
五曲目:「かなわない」(作詞・柴田淳、作曲・柴田淳)(公開停止中)
アルバム「ひとり」収録曲。公表時編曲は坂本昌之、柴田淳。アダルト&ジャジーなナンバー。ライヴDVD「SECRET」ではライヴ・ヴァージョンも聴ける。ジャジーな路線はアルバム「ため息」収録の「月の窓」に始まり、アルバム「月夜の雨」収録の「真夜中のチョコレート」(ボサノバ調の曲)へと連なる。大人な路線は次のアルバム「わたし」収録のいくつかの曲に継承される。正直にいうと、この歌は自分で歌うより歌ってほしい歌なのだけれど(柴田淳には「かなわない」と思ってるけど)、最近では自分でも、共感をもって歌えるようになってきた。六曲目:「ぼくの味方」(作詞・柴田淳、作曲・柴田淳)(WEB音源行方不明中)
記念すべきデビュー曲。この「ぼくの味方」は、メジャーデビュー前、既に、インディーズ・シングルとして、ときおらミュージックから発売されていたが(「じゅん」名義。作詞・作曲は柴田じゅんこ、とクレジットされている。)、「柴田淳」は、2001年10月31日、新興のドリーミュージックの第一号アーティストとして、この「ぼくの味方」のシングルで、メジャー・デビューを果たす。なお、プロフィールページにリンクのあるMy Soundのユーザーページでも同一音源を公開していましたが、サービス一部停止となりました。なお、両サイトとも、JASRAC管理楽曲のカバー音源に関してはサイト側で楽曲使用許諾を行ってくださるとのことでしたが、その後、My soundは前述の通り、メンバーズ領域を削減し、Myspadeでは契約当時に契約の前面に立っていたMySpaceの日本法人がサービスを停止、2013年時点では規約改正などもあったようなので、どういうことになっているのか、把握しかねています。契約当時の条件を維持できないのであれば撤退し他の表現方法をとることも考えなければなりませんが、契約当初の条件のまま利用継続できるのであれば、そのほうが私の希望には沿います。日本法人が復活してくれると有難いのですが、もはや音楽の世界にはそんな活力は残っていないのでしょうか?
七曲目:「白い世界」(作詞・柴田淳、作曲・柴田淳)(公開停止中)
アルバム「わたし」収録曲。シングル・タイトル曲でもあった。公表時編曲は羽毛田丈史。本来は冬の曲かもしれないが、一日が始まる早朝や、鬱気分から立ち直ろうとするときに似合う曲でもある。このシングル発売の前年は柴田淳にとって「二度と経験したくない」冬の季節であった。そこから、「ちいさなぼくへ」で過去の自分と向き合い、もう一度、歩いていこうとする。そんな一連の流れの中で出てきたシングルが、この「白い世界」であった。私の音源は正確な耳コピではないけれど、耳に残った記憶をもとに、こんな感じかな、と弾いてみたもの。2009 full version demo1(コーラス付き)
八曲目:「幸せなうた」(作詞・柴田淳、作曲・柴田淳)(公開停止中)
シングル「未成年」のカップリング曲。公表時編曲は坂本昌之、柴田淳。オリジナル・アルバムには未収録であったが、現在では裏ベスト・アルバム「しば裏」に収録。2007年の全国ツアーの最後を飾る曲でもあり、ライヴDVD「しばじゅん、はじめました」にそのライヴ・ヴァージョンの映像が収録されているほか、シングル「カラフル」初回版収録のDVDではこのライヴ映像にrose mix versionとしてバラの映像を重ねて収録されている。 文字通り、ハッピーな両想いの恋愛の歌。この曲が出た当時は、柴田淳には幸せな曲は書けないかのような誤解も散見されたが、この曲では、そういった見方が誤解にすぎないことが見事に証明されている。 私の音源は、今回は私の手弾きではなく、DTM(打ち込み)により作ったオルゴールCDより抜粋。これ以前にもオルゴールCDは作っているが、今回は、柴田淳ちゃんへの2007年クリスマス用プレゼント用に即席で作ったもの(ジャケット写真はBARKSの日記に掲載)。九曲目:「ため息」(作詞・柴田淳、作曲・柴田淳)
アルバム「ため息」収録。シングル曲でもあった。公表時編曲は坂本昌之。ライヴ・ヴァージョンはDVD「LIVE AT GLORIA CHAPEL」に収録。20歳からオーディションを受け始め、夢をつかむために「何回もゼロに戻った」(当時のフジテレビでのインタヴューより)という柴田淳の「人生もの」の歌。夢であったり、目標とするものがあったりする人には響く歌だと思う。自分がやりたいと思っていることに、自分の実力が追いついていないと思うときもある。動こうと思っても準備が追いつかなかったりトラブルがあったりして動けないこともある。そんなときには泣ける歌だと思う(私も泣いた)。PVも泣ける。実際には「ゼロに戻」る勇気・根性のあった柴田淳も、そういう決断をするまでにはこの歌のような葛藤があっただろうし、アルバム「わたし」収録の「わたしの夢」で高校生のときからの職業的な夢をかなえるにも、あと2年を要した。弾き語り音源https://www.youtube.com/watch?v=gYALvc8QlSs
十曲目:「メロディ」(作詞:柴田淳、作曲:柴田淳)(公開停止中)
公表時編曲は羽毛田丈史。ジャジーな曲。 演奏は基本的にはCD音源とドレミから出版されている公式楽譜を参照しています。十一曲目:「一緒に帰ろう」(作詞:柴田淳、作曲:柴田淳)(公開停止中)
柴田淳のファースト・アルバム「オールトの雲」収録の、恋愛初期の可愛らしい歌。 「この手は こうして手を振るためのものじゃないのに・・・」なんて手も握れてないけど、それでもハッピーな感じ。ささやかなグルーヴも恋愛のウキウキ感を表しているよう。公表時編曲は澤近泰輔。十二曲目:「いちばん星」(作詞:柴田淳、作曲:柴田淳)(WEB音源行方不明中。原盤は私のもとにありますが。)
公表時編曲は澤近泰輔。
柴田淳のメジャー・デビュー・シングル「ぼくの味方」のカップリング曲の一つ。現在では、編集盤アルバム「しば裏」にも収録されている。柴田淳ファンの中にはウェディング・ソングとして使ったという人も。